Nexperia、車載アプリケーションの堅牢性と効率を向上させる 新しい120V/4Aハーフブリッジ?ゲート?ドライバを発表
十一月 11, 2024Nijmegen -- パワー?コンバータの効率向上とスムーズなモーター制御を実現
2024年11月14日
Nexperiaは同期整流式降圧コンバータやハーフブリッジ回路に使用するハイサイドとローサイドの両方のNチャネルMOSFETを駆動する高性能ゲート?ドライバICの新シリーズを発表しました。新製品は高電流出力と優れた動的性能を有しており、アプリケーションの効率性と堅牢性を高めます。車載規格準拠のNGD4300-Q100は電動パワーステアリングやパワー?コンバータに最適です。一方、NGD4300はコンシューマ?デバイス、サーバー、通信機器のDC-DCコンバータや、さまざまな産業用アプリケーションで使用されているマイクロインバータに適しています。
これらのICのフローティング?ハイサイド?ドライバは最大120Vのバス電圧で動作し、ブートストラップダイオードを內蔵しており、システム全體の設計が簡素化され、PCBの小型化につながります。最大4A(ピーク時)のソース電流と5Aのシンク電流を供給でき、高負荷時でも短い立ち上がり/立ち下がり時間を実現します。ゲート?ドライバは13nsという低遅延を実現しており、チャネル間遅延の整合もわずか1nsです。これらの遅延は競合する同様のゲート?ドライバよりも大幅に低く、スイッチングのデューティ?サイクルを最大化できるためデッドタイムが最小限に抑制できます。4nsの立ち上がり時間と3.5nsの立ち下がり時間(代表値)により、高い効率を実現し、高周波の動作と高速なシステム制御をサポートします。これらのゲート?ドライバはTTLとCMOSの両方の論理レベルに準拠した入力制御信號に対応しています。
NexperiaのICソリューション事業部ゼネラル?マネージャーのIrene Dengは「高性能ハーフブリッジ?ゲート?ドライバの新しいポートフォリオで初の製品がこれらのドライバです」と述べ、さらに「コンシューマ向け、産業/車載向けアプリケーションではパワー?コンバータの効率を高め、スムーズなモーター制御を実現する堅牢なゲート?ドライバへの需要が急速に拡大しています。Nexperiaでは新製品の発表により、プロセス?イノベーションを活用してそうした需要に応えています」と語りました。
電力変換アプリケーションとモーター駆動アプリケーションにおける優れた堅牢性を実現するため、この新しいICはSOI(Silicon-on-Isolator)プロセスで製造されています。そのため、HSピンの負電圧耐性を-5Vまで拡張し、システム寄生成分や想定外のスパイクを原因とする損傷のリスクを大幅に低減することができます。NGD4300とNGD4300-Q100はDFN-8、SO-8、HSO-8のパッケージで提供されており、アプリケーションの要件に応じてデバイスのサイズと熱特性のバランスを柔軟に選択できます。
Nexperiaのゲート?ドライバICについて、詳細は以下のサイトをご覧ください。https://www.nexperia.com/products/analog-logic-ics/power-ics/gate-drivers/half-bridge-gate-drivers
Nexperiaについて
オランダに本社を置くNexperiaはヨーロッパの豊かな歴史を持ち、歐州、アジア、米國で15,000人以上の従業員を擁するグローバル半導體企業です。Nexperiaは必要不可欠な半導體の開発?製造におけるエキスパートとして、自動車、産業からモバイル、コンシューマ向けアプリケーションまで、世界のほぼすべての電子機器の基本機能を実現する部品を提供しています。世界のお客様に向けてサービスを提供しており、製品の年間出荷臺數は1,000億以上に及びます。Nexperiaの製品はプロセス、サイズ、消費電力、性能における効率性のベンチマークとして高い評価を得ています。Nexperiaは革新性、効率性、持続可能性、厳しい業界要件への対応に注力しており、そのことは充実したIPポートフォリオ、製品ラインナップの拡充、IATF16949、ISO9001、ISO14001、ISO45001規格への準拠に現れています。
Nexperia: Efficiency wins.
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